ワイヤー口金ポーチを一度作ってみたいと思っていて、リニューアル後の素敵な生地に一目ぼれして購入しました。タイムセール中にすぐ品切れしてしまうので入荷後にあわてて購入しましたが、セール後も同じ価格ですね…。まぁこの内容なのにすごく安いですし欲しいカラーが買えたので良かったです。
レシピはフルカラーで見やすいですが、初心者にはファスナーつけの部分(7~8)がちょっとわかりにくかったです。実際にやりながらこういうことか、と理解しました。ファスナー縫いつける部分の縫い代を5mmにして、表地と裏地を中表にした間にファスナー挟んで一緒にミシンかけるほうがわかりやすいかも。あと、表地と裏地が動かないようにマチ同士を縫い合わせるのは、表にひっくり返す前にやったほうがやりやすいです。
接着芯は表地と裏地両方に貼るため表に返す時にけっこうシワシワになりますが、ハリがあるのでワイヤー入れなくてもけっこう形はしっかりします。一見トートバックのような形がワイヤーを仕込むことでコロンっとしたボストンバッグのような形になるのは面白いですね。ワイヤー入れるとバッグの大きさが一気に小さくなりますが、口がガバッと開くのですごく見やすいです。
付属のカシメはかなり歪んでいたので手持ちのものを使いました。カシメを使用する場合は1~2mmの穴あけポンチ(または目打ち)・極小カシメ打ち・打ち台が必要ですが、無い人は縫い付ければOK。
本革テープは巻きグセを直してから使った方が良いですよ。裏面を軽く水で濡らすだけでまっすぐになります。(さらに水多めの水溶きボンドを塗ってヘラの柄など平らなもので磨くと毛羽立ちも抑えられます。)厚みは1mm弱で持ち手に使うにはちょっと頼りないので、痛んだら変えられるように私は本体にDカンを挟み込みました。
余った裏地で底板も作りました。初めてにしては満足できる仕上がりになったかな~と思います。このお店のキットはリバティ生地が多くて花柄苦手の私には手が出しにくいので、この生地みたいな柄もどんどん取り入れてくれたら嬉しいです。