相変わらず日本の住環境や日本人の体格に合わせた製品を作る気のないダイソンだが、それを承知でこのセットを購入した。1日限りの特価販売だったが、実際には開始から1時間程度でSold Outだったようだ。恐らくどこのテレビ通販よりもお買得だったにちがいない。和式アパートの場合、フロアドックは使い勝手が良い。透明ボディのソフトブラシがダブってしまうほど充実したアタッチメントがスマートに収まる点は、ダイソンも少し日本を意識したのかもしれない。V6(ジャニーズの同名グループ?笑)が突然動かなくなって一月振りの掃除機掛けは、実にダストカップ2杯分の埃となって、改めてとんでもない時期にとんでもない環境で生活していたことを痛感させられた。ここで見過ごしてならないのは、バッテリーの持ち時間だ。V6なら2回目の途中でバッテリー切れになったと思うが、V10は初めからMAXの次のモードになっていたこともあって、2回分の掃除をこなしてくれた。溜まったゴミを上手に捨てられないユーザーもいるようだが、要領が掴めればCM通り一気に押し出せる。細かいチリなどは外して洗わないと落とせないが、全く潔癖症では無いので、月一回程度で十分だろうと思っている。持ち上げるだけで外せるのは便利だが、フロアドックの場合は長いパイプを付けたままにできないのが残念だ。だが、これも考えようで、最初からブラシやノズル、ミニモーターヘッドを使う時には、むしろ長パイプ挿しっ放しではない方が好都合だからだ。バッテリー容量が増えた分、クリーナー本体が更に重くなったおかげで、妻からダイソン担当大臣に任命されてしまった。もう吸引力以外に取り得ないことが周知となった現在、軽量化や小型化に舵を切るべきではないかと思う。