米が大好きで長年家庭用精米機を使い続けてきた者です。
精米時の発熱を嫌って、これまでかくはん式のものを使っていて特段不満はなかったのですが、故障して買い替えるにあたりネットで調べ、精米と糠が別のケースに分けられること、お米屋さんと同じ精米方式といううたい文句に引かれて本機を購入してみました。
当初白米にすると米を削りすぎて小さくなってしまったので「七分づき」の後「白米フレッシュ」を2回という手間をかけていて、これは失敗したと思いました。
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その後1ヶ月ほど使用し、どういう具合か精米度合の調整が安定し、白米の米粒も本来の大きさでふっくらとしたものになっていました。機械によって若干「なじむ」期間が必要なものがあったようです。その後安定して稼働していることを見届け、評価を五つ星に上げました。
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ところが、それから数ヶ月、気温が上がるとともに虫がたかるようになってきました。どうやら糠の掃除が不十分だったようで、これまでは別ケースに分けられた糠を捨て、フィルター部分の清掃をしていましたが、数個ある部品を徹底的にばらしていくと、確かに本体の奥のいろいろなところにかなり糠がたまっていました。どうやらこいつらを常時きれいにしていくことが夏場に向けては特に必要だということが判明しました。
しばらくの間分解清掃を続けてましたが、さすがに面倒で精米することがストレスになってきました。もういけません。元のかくはん式の精米機を買い直してしまいました。
とにかく大変な手間です。手入れが苦にならないと自負している方もそれなりの覚悟が必要です。多少でも面倒と感じる方は手を出してはいけません。