基本の食パンをうまく作る「コツ」をレビューします。
1、タイマーと部屋の気温
夏・冬の時期などはタイマー機能を使って朝から焼きたてを食べよう!というのはまずできないと思います。というのも、室温が25度以上の部屋では、材料の水や牛乳を5℃くらいに冷やしておかないと発酵しすぎてうまく焼けないからです。
おそらくタイマーが起動する頃には、材料が室温で温まってしまうでしょう。なので、小麦粉などの材料を冷蔵庫に入れて冷やしてから使うことをおすすめします。
冬場は、水・牛乳を人肌程度に温めて使った方がよさそうです。室温が低すぎてもうまく焼けませんから。私はさらに、ドライイーストを予備発酵して使ってます。詳しくは、「ドライイーストの予備発酵」で調べてみて下さい。簡単ですし、だいぶ成功率が変わると思います。
2、焼き加減
耳が柔らかいのがお好きなら、焼き色「うすい」で焼き上がり予定の10分前には機械を停止させ、型からパンを出すことをおすすめします。そして、クーラー(私は「裏ごし」を逆さにして使ってます)に乗せ、あら熱がとれたらビニール袋に入れて蒸らします。パン切りボードがあると、ラクかもしれません。そうすると、全体的に柔らかくできますよ。保存もそのままビニール袋にしてます。次の日も柔らかいです。ハネをとるのをお忘れなく。
焼きたての場合は、パンが熱いのに、ナイフは熱くないのが原因で切りにくいです。なので、ナイフを温めて使えば、OKです。私はおまけでついてきたパン切りナイフをコンロの直火で温めて使ってます。もちろん、パンが冷めてれば、そのままでよく切れます。使いやすくて、良いおまけでした。
3、まとめ
個人的には大満足です。届いてからというもの、もう何度も焼いてますし、おいしすぎて市販の食パンにはもう戻れません。なぜかSHB-315ではなく、SHB-325がきましたが(笑)なんの連絡もなく違う型番できたので、驚きましたが、機能的には変わらないようなのでよしとしました。ただ、機械がパンを作っている間でも、簡単に蓋が開けれるので小さいお子さんがいらっしゃる方は気をつけた方がいいかもしれません。あとはモチモチなのが食べたい方は、炊いたごはんを入れるレシピで作ってみてください(説明書にはない)。ちなみに説明書は、SIROCAのホームページで見れます。