目を惹いたのは、何と言っても『デザイン』。自室の家具等に違和感無く溶け込み、また、それ単体で訴えかける何かがあること。そう考えた場合、選択肢にはこれしか残りませんでした。12本という、セラーとしては少ない数の保管になりますが、「熟成」を行うなら、「倉庫を借りる」と割り切って購入を決めました。デイリーワインをいつでも飲み頃の温度で飲めるよう保管するには必要十分な機能を備えています。これより低価格でよく似た機能を持った商品も見かけますが、常に70wで稼動しているようです。そのため、「設定温度到達後には12W」という省電力性は非常に価値が高いと思います。
●実際に購入してみて
(庫内が揮発性有機化合物の匂いで充満してしまいますので、)電源を入れず、設置後2~3日はドアを開放して放置しておいたほうが良いと思います。その後、ワインを10本程度入れてみて稼動させました。実際に動作しているのか不安になるほど静かです。自室(=寝室)に置いてますが、気になることなく就寝できます。温度設定は12度、14度、16度から選択可能です。小型の温度計で測ってみたところ、誤差はありますが、設定どおりになるようです。冬場は付属の加湿トレイを使用し、湿度を上げたほうが良いでしょう。